ランドセルのサイズ
ランドセルはサイズと丈夫さで重さが変わります
ランドセルにもA4サイズ・A4クリアファイルサイズ・A4フラットファイルサイズといろいろなサイズあります。さらに生地の違いや丈夫さの違いでランドセルの重さも変わります。
ランドセルのサイズ規格について
A4サイズ 横幅21.5㎝以上
A4サイズとは2010年以前のサイズ規格です。現在はほとんどみられなくなりました。ただ在庫処分の為の2L、3L等のまぎらわしいサイズ表示がありますので、注意が必要です
A4クリアファイルサイズ 横幅22㎝以上
A4クリアファイルサイズは2010年頃に登場したサイズ規格です。A4の用紙を入れるクリアファイルのサイズ横22㎝縦31㎝にあわせて大きくなりました。 現在販売中のほとんどの商品は対応しているとおもいます。もし入らない場合は、クリアファイルの縁を5ミリほどカットするという方法もあります。 しかしこれからはA4フラットファイルサイズが主流になると思いますので過渡期のサイズ規格になると思います。
A4フラットファイルサイズ 横幅23㎝以上
A4フラットファイルサイズは2012年頃に登場した新しいサイズ規格です。A4フラットファイルの大きさが約横23㎝縦31㎝なので、それに対応した規格です。 当時はA4クリアファイルサイズに変更するか、A4フラットファイルサイズにするか、悩んだメーカーも数多くいました。 それというのも、大きくすれば単純に重たくなるため軽量な新素材がない場合は重くなるA4フラットファイルサイズに作り手として抵抗があったのです。 しかも一度A4クリアファイルサイズ規格でランドセルの抜型や金型を制作してしまうと非常に高価な金型や、それに伴う設備変更のため簡単にA4フラットファイルサイズ規格に変更はできません。 そのジレンマの為、今でもA4クリアファイルサイズとA4フラットファイルサイズの2種類が市場に混在しているのです。 しかしこれからは教育方針の変化につれて教材が増えA4フラットファイルサイズが主流のサイズになると思いますので、ご購入の際はA4フラットファイル対応を確認ください。
ランドセルの重さについて
昭和50年頃の資料をみますと定価29800円のコードバンが1600g、定価19800円の牛革が1500gとあります。約40年たった今、定価は3倍なのがびっくりですが、重さはサイズが大きくなったのに 軽くなっています。当時のB5サイズ規格からA4フラットファイルサイズ規格になり約1.5倍に大きくなったのに重さは1割程軽くなっているのです。 そのあたりの製造技術の進歩や新素材の登場などは今では当たり前に使用しているので想像もつきません。そんな進化を遂げてきたため、 6年間の使用中に分解してしまうような、粗悪な商品は別にして、一般に販売しているほとんどのランドセルは6年間使用できると思います。 現在のランドセルに求められる丈夫さとはなんでしょうか? 使用状況にも左右はされますが、横山鞄はこう考ます。①キズ・シワ②型崩れ③部品耐久性。この3要素の違いが「丈夫さ」に該当すると思います。 ただし、むやみに強くするわけにはいきません。そこには重さの問題があるからです。 上記の点を強くすれば単純に重たくなります。 牛革は1300~1400g位、クラリーノは1000~1200g位がひとつの目安ですが、50g~100gの違い、たとえば卵の2個か3個の重さの違いはあまり気にする必要はないと思います。 むしろ高学年になった時の収納量や規格サイズを考慮して、使いよいモノを選ばれるとよいと思います。
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