ランドセルの選び方のコツ
ランドセルに必要なのは機能性
ランドセル選びの基準は機能性だと思います。もちろん価格や重さもあると思いますが、6年間使用する道具として、ランドセルに求められるのは使いやすさだと思います。道具じゃなくファッションアイテムとしてみた場合はどうでもいいことになりますが。機能的なランドセルに対比するのは古典的ランドセルでしょうか。
ランドセルの機能的と古典的の違いはそのランドセルのキャッチコピーに表現されているとおもいます。
【機能系ランドセル】 フィット背カン・安全フック・ワンタッチロック・低反発素材・A4フラットファイル対応・防犯ブザー用Dカン・背中用人工皮革などなど、安全や背負い易さを考えた工夫がありますなど。
【古典的ランドセル】 職人技・巧・伝統・手作り・こだわり・本物など、目に見えないモノや確認できないことをウリにしています。
キャッチコピー以外では、 機能系ランドセルに採用されている安全部品などがあるかないかです。
それじゃ、機能的ランドセルは誰が作っているのでしょうか?もちろん機能系を重視したランドセルでも、古典的ランドセルと同様に職人の手造りなので、「職人技・巧・伝統・手造り・こだわり」などはおなじなんです。つまり古典的ランドセルに新しい機能を追加したランドセルが機能系ランドセルになるのです。
そもそもランドセル自体が古典的な鞄なので牛革や手作りにこだわるのも仕方がないことですね 。
ランドセル選びのコツはやっぱり「軽くて丈夫」です。
次の点に注意してランドセル選びをすると良いと思います。
ランドセルのサイズはA4フラットファイル対応
これからの主流のサイズになると思います。ゆとり教育がおわり新しい教育方針に沿って教材などは今よりも増えると予想します。 高学年になって教材が増えてもA4フラットファイル対応サイズなどの大型タイプであれば両手が空いた状態で通学することができます。 これは交通安全の面でも大事なことだと思います。
ランドセルの背負いベルトの取り付け部品はフィット系背カン
教材などが増えた分、重くなると思います。お子様の負担を軽くするためにもフィット系背カンは必須です
ランドセルは「丈夫さ」優先なら牛革、「軽さ」優先ならば人工皮革
通学距離が長い場合は軽い人工皮革をおすすめします。通学距離の目安として徒歩で30分以上かかる場合は200gほど軽い人工皮革を選ばれるとよいとおもいます。 今の人工皮革は6年間の使用に十分耐えられる耐久性がありますから心配いりません。 牛革との違いは表面のキズ・シワに対する強度で根本的な丈夫さの違いはないと思います。
ランドセルの選び方の基準
ランドセルは軽くて丈夫が一番基準です。お客様との会話のなかで一番多いのがやっぱり「軽くて丈夫」です。「軽い」これは分りやすいです。単純に重さの問題です。ランドセルは道具ですので、やはり軽い方が良いと思います。 もっとも牛革と人工皮革の重さの違いは200gで卵にして3個の重さですからそれほど変わらないかもしれません。 では「丈夫」とはなんでしょうか?市場には6年間なんとか使用できるタイプから、6年経っても新品の状態の商品まで、様々な商品があります。購入した時は同じでも6年後なにが違ってくるのでしょうか? もちろん使用状況にも左右はされますが、横山鞄はこう考えます。キズ・シワ・型崩れ・部品耐久性、この違いが「丈夫さ」を左右して、6年後の違いになると思います。
ランドセルを丈夫にするには
・キズ・シワに強くする。
・型崩れに強くする。
・部品耐久性を強くする。
むやみに丈夫にするわけにはいきません。そこには重さの問題があるからです。丈夫にすれば単純に重たくなります。
ランドセル製造の技術テーマ
軽さを優先するか?丈夫さを優先するか?新技術を導入するか?この矛盾する問題の解決がテーマであり、重くならないように丈夫にすることが、企画設計だと思います。 そして、その企画設計を見抜くことが、お客様の選び方のコツだと思います。ぜひ重さと丈夫さの観点からいろいろなランドセルを検討してください
RECOMMEND
横山ランドセルの説明
倒れる背カンと立ち上がり背カンランドセル
ランドセルが背負いやすい理由
ランドセルのフィッテング
ランドセルの内張りの防水性を詳しく
ランドセルを比較するためのこだわり要点
ランドセルをコスパで選ぶ
ランドセルの色いろいろ
ランドセルの牛革と人工皮革
ランドセルの勘違い情報
ランドセルの選び方のコツ
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。